こんにちは、ゆりです。
「鬼滅の刃刀鍛冶編」も今日で終わりですね。
続く「柱稽古編」の告知はあるのか?さらに「無限城編」の情報は…?
色々気になります。
さてさて、去年の4月からTwitterで書き散らした童磨考察記録を今日もあげていくとしましょう。
まだまだたくさんありますので、興味のある方はこれからもお付き合いくださいませ。
続きを読む「外側の美しさ」を心地いいと思うことはあっても情は沸かずそれだけで終わった。
童磨は「何かを見た」時にではなく「普通ここは何かを感じるべき時」にちょっと考え込む癖がある。
そしてしのぶとの会話で恋の感情が生まれた。
童磨の場合精神的な執着が無いから、女の肉を積極的に食べ続けないと強くなれないし、維持できないから執着するように食べるようにみえたんだと思うんですよね。お父さんの色狂い行動と同じだという人がいますが、彼には「感情がない」ということをお忘れでは?感情がないのだから、女を貪って楽しむ、快楽に溺れて悦ぶということがない。
「女は栄養価が高いから早く強くなるために食べる」それだけの話。
どんどん食べて強くなった童磨ですが、いずれ黒死牟に挑むつもりだったのかな?ちょっと知りたいですね。
はい、童磨考察の遍歴、二回目です。
今回は童磨の言う「救済」に関する思いも、ちょこっと。
童磨の言う「救済」、純粋に救済のためより強くなるため美味しいからという打算もあるしなあ。
童磨の救済は一方的で「これが俺の慈悲、愛なんだ」と言っても単に肉体のみの繋がりでしかない。
相手の意思は一切無視の童磨個人の自己満足。
しかも彼には心からの慈しみという「感情」がない。
しのぶを吸収する前に「俺と共に永遠を生きよう」と一方的でしのぶの意思を一切無視する言葉だったのが、最後の告白では「地獄に行かない?」としのぶの意思を確認するようにお伺いを立てていたのが象徴的。
鳴女にも「もしよかったら」とお伺いを立てているのが、仲間への敬意を感じられる。
そして彼、公式ファンブック2「鬼殺隊見聞録弐」にて、
「金にせよ地位にせよ恋にせよ、欲望で身をもち崩すさまはあまりにも馬鹿馬鹿しく見えたが、どういう感覚なのか興味を持っていたらしい。金も地位も半不死の肉体も持っていたが特に何も感じないので、相手を替えて度々子供の恋愛ごっこのようなものをしてみていた」
という情報があります。
自分の心臓の幻視感を把握して「これが恋というやつかなあ」というセリフは、このように常に恋を意識していないと出てこないセリフでしょうね。
色狂いの発露かと言ってる人いるけど理由になってないし、あれはガチ恋の表現だと思うんだけど。
むしろ今までの女信者を食いまくる行動自体が色狂いを表してると思うんだけど。
女の肉が好きだけど精神的な恋ができないだけ。肉だけが必要で名前もどうでも良さそうだったしのぶの名をしっかり呼んだのは、しのぶ個人に興味を持ったからだと思うんだけど。
母は父を何度も刺して殺し自ら毒をあおり夫の後を追った
いや地獄に道連れにした
女遊びの激しい父が伴侶として選んだ女は、しのぶのように笑顔の下に苛烈な憎しみを孕み夫を刺し殺すような母だった。
そうなると父と同じ資質を持つ童磨が共に歩みたいと惚れる女がどういうものかは、既に答えは出ている。
あの時童磨の脳裏には父母の心中のシーンがフラッシュバックされたりしなかったろうか
作中で描写されてる童磨の表情は「やさしい教祖様」「陽気な鬼」「本性である無情な男」主に三つ分かれてる。
彼は最後に恋を知り、心から笑えたのです。